保護者のみなさまへ

 ご存知と思いますが、「風評」ということが様々な社会的ひずみをもたらしています。風評というのは自分で判断するのでなく、他人に判断をゆだねることから起こります。今、日本では教育が変わろうとしていますが、それは物知りを育てるのが教育でなく、自分で考える生活習慣を身に着けつけさせるのが教育だという世界の流れからきています。

 私たちのサンデイサイエンスは、びっくりさせたり不思議がらせたりするのとは無縁で、お父さまやお母さまと一緒に、お子さまが風評に惑わされないで、自分で考え自分で判断し、これからの社会を担える人材に育つようにお手伝いをするプログラムです。

 

「けいはんな文化学術協会」は文部科学省の委託で、科学・技術の専門家と市民の間を結ぶための社会的仕組みの調査研究を関西文化学術研究都市推進機構をはじめとする5機関とともに実施、2005年に政策提言「サイエンス・メディエータ制度の推進」を提出、これが我が国における現在の教育改革のきっかけの一つとなっています。